【名古屋】の映画ファンにはなくてはならない場所…『伏見ミリオン座』!!

2020年3月25日水曜日

カルチャー、映画館 さとし 名古屋 名古屋市内



どうも、さとしです。


僕は休日たまに映画館に足を運ぶので、おそらく普通の人よりは映画を観に行ってるほうだと思うのですが、最近はこのご時世なかなか映画業界も厳しいようで…。

製作中の映画の製作/撮影の中止も続々と聞こえてきますし、映画館でも作品の公開延期や映画館の休館、感染症対策など大変な状況で、明らかに客足が遠のいている場所です。


この記事を読まれている未来では、もしかすると終息しているかもしれませんが、現状は応援の意味も込めて今回、映画館『伏見ミリオン座』さんを紹介させていただきます!
 





名前の通り、名古屋駅から地下鉄で一駅の伏見に構える映画館です。

因みに駅の出口から徒歩約1分の距離にあり、アクセスも都合が良いです。



この映画館が出来た際のサカエ経済新聞のネット記事を抜粋すると、、

シネコンが各地に数多くできる一方、単館系の作品を上映する劇場は数が限られており(首都圏を除けば)、名古屋を含めた地方では単館系作品の上映機会が少ない。こうした現状を背景に、同館では芸術性の高いアート系作品を中心とした番組編成で、「アート系ミニシネコン」を目指す。
とあります。




かみ砕いて普段映画館に行かない人にも分かりやすく言うと、上記の説明にあったように、シネコン(ショッピングモールに併設されているようなスクリーン数が多い映画館)で上映されているような全国的に拡大公開されている「メジャーな作品(CMなどでみんなが知ってる話題作やハリウッド大作)」ではなく、全国で上映館数の少ない「マイナーな作品」を中心に上映してくれる映画館が『伏見ミリオン座』なのです。





ここのタイトルにある理由でもあるのですが、愛知県内、もしくは名古屋市内で‟ここでしか上映していない映画”が多数あり(名古屋近辺の映画ファンの皆様ならご存知の通り)、単館系で上映する映画や交通の便が悪い郊外のシネコンでしかやっていない映画もここだとけっこう上映していることが多く、行かざるを得ない‟重要な映画館”でもあります。



僕もここで『ウィップラッシュ』『スポットライト』『シング・ストリート』『ナイトクローラー』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』『クライマックス』『エブリバディ・ウォンツ・サム』などなど…いろんな映画を観まして、1年間で1番通った映画館が『伏見ミリオン座』だったこともありました。



『伏見ミリオン座』はシネコン全盛のこのご時世に「他の建物や施設に併設していない、複数のスクリーンを有する純粋に映画館のみの一つの建物」である、という点でも珍しいと思います。




2019年4月19日に移転オープンしたばかりで中はキレイ。

1Fにはカフェスペースもあり、映画の待ち時間や単純にカフェとしても利用できます。

中にスクリーンは4つあり、大小様々な映画が連日上映されています。

下の写真のように通路や階段の壁には、映画のポスターはもちろん、その映画に関する雑誌や新聞記事の切り抜きや場面写真、コメント、プロダクションノートなどが工夫されて掲示されており、思わず上映後足を止める方も多いです。こういうところに映画への愛を感じますよね。手間もかかると思うので、大手シネコンではあまり見かけない光景です。
さすが、「エンドロールまでが1本の映画」と提唱している意識の高い映画館なだけはありますよ、ほんとに。





移転オープン後、整理券番号順でなく、座席指定になったり、インターネットでチケットが取れるようになったりと、良い意味でシネコン化し、すごく便利に進化してくれた反面、移転前より入りが寂しく感じるのは映画館が広くなったからなのか…。

何はともあれ、映画のラインナップが素晴らしく、玄人向けな映画館にも見えますが、映画ファンの間で話題の作品を取りこぼさないこの映画館。ここが無くなるようなことがあれば大変困るので、行ったことが無い人も是非一度訪れてみてください! 





伏見ミリオン座

住所
名古屋市中区錦二丁目15-5
アクセス
地下鉄「伏見」駅1番出口徒歩1分
ホームページ
https://www.eigaya.com/theater/million/
営業時間
9:00~23:00
 ※映画によって異なります

総座席数
417席
[ミリオン1]184席(+車椅子席1席)
[ミリオン2]47席(+車椅子席1席)
[ミリオン3]109席(+車椅子席1席)
[ミリオン4]74席(+車椅子席1席)

 
 
 

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